国際サッカー評議会が今月28日に選手を一時的に退場処分とする新ルールの導入を協議する。
他にもレフェリーの増員やハーフタイムの延長、選手交代枠の増員などもあわせて協議するらしい。
まず選手を一時的に退場処分とする事に関しては、簡単に言うとイエローカードとレッドカードの中間的な処分として、オレンジカードを導入するということ。
要は提示された選手は一定時間フィールドから退場し、また戻ってこれるといったペナルティーだ。
ラグビーなどではすでに存在するペナルティーでそれをサッカーにも取り入れようということだ。
確かにレッドカードでは重いなと思ったこともあるし、逆にイエローカードでは甘いとも思ったこともある。
その中間のペナルティーを作るのは理解できるが、そもそもこのルールが検討されているというのは、今のサッカーが戦術の発達による守備重視に偏り、技術を持った選手やいい攻撃対して、ファール覚悟で攻撃を止めにいく傾向が強いためである。
プレーが中断してサッカーの醍醐味や魅力が無くなってしまっている現代サッカーにおいて、このルール改正はチームとしての戦い方自体が変わってくる可能性がある。
俺自身は、つまらないファールで試合が途切れず攻撃的な試合が増え賛成である。
他にもレフェリーの増員や交代枠の増員などの今までのレギュレーションからかなりの部分で変わる可能性があるが、サッカーがより発展するためにこういった議論をするのは大切であり、もっと活発に議論すべきである。