5季連続で16強で姿を消すこととなり、かつての威光はさらにかすんだ。
ホームで0−1で敗れた巻き返しに懸けた第2戦だったが0−4の完敗。
「欧州の精鋭との戦いでは、小さなことが結果に影響する」と、ラモス監督は微妙な判定も絡んだ前半の2失点を恨むように話したが、圧倒された内容では、負け惜しみでしかなかった。
国内リーグで調子を上げ、首位の宿敵バルセロナとの勝ち点差も縮めていた。
だが、この日味わった相手の攻守の切り替えの速さやプレッシャーの強さは、国内ではそう体験できないレベル。
スペインと世界最高峰と言われるイングランド・プレミアリーグとの現状の差が透けて見えたといっても過言ではない。
今後は、3連覇が懸かかるリーグ戦に全力を尽くすしかない。
それにしても、弱いレアルは見たくないものだ。