3回戦総当たりの51試合という長丁場で、上位3位までが来季J1に昇格。
中でも、仙台・C大阪を中心とした展開になりそうだ。
仙台は昨季3位となったが、入れ替え戦で磐田に屈してJ1昇格を逃した。
持ち前のパスサッカーは浸透しており、梁勇基、関口の両MFを中心とした攻撃は質が高い。
C大阪は香川、乾の両MFら、若手に才能豊かな選手が多い。
毎年のように昇格候補に挙げられながら安定した戦いができないのが難点。
香川は日本代表にも選ばれそうで、不在となる間の穴をいかに埋めるかも課題となる。
追いかけるのは、ともに新監督を迎えた札幌、湘南か。
札幌はOBの石崎監督を迎えて素早い攻守の切り替えを徹底し、1シーズンでのJ1復帰を目指す。
湘南は北京五輪男子代表監督だった反町監督が率い、攻撃サッカーを掲げるが現有戦力でどこまで出来るのか、監督の手腕が見ものである。
総合力で、昨年3位の仙台が抜出しそうである。
ただ、個人的にはC大阪に頑張ってもらいたい。
香川・乾の若手コンビがJ1でどこまでやれるのか、見てみたい。